身近な地図に一役買っている絵画的記号

地図記号の分類には、表現する情報の「広がり」という観点で分類した点、線及び面という3種類を挙げるのが一般的です。その他の分類方法として、ビジュアル面を主眼とした「幾何学的」及び「絵画的」という分け方がよく行われています。具体的に例を挙げるまでもないかもしれませんが、幾何学的記号の良い例が〇、△、□といったある程度限定的なものが相当します。但し、このような幾何学的記号は万国共通というものもあれば、国や文化の違いによって該当するものが異なる場合もあるようなので注意が必要です。日本で使用されている国土交通省で公開されている地図記号が100種以上ありますが、その中でも、日本ではお馴染みの温泉の記号が外国人にはホット飲料と誤解されやすいと言われアレンジされていると聞いたことがあります。

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