認知地図に関する実験

認知地図に関した実験のお話しをひとつお教えしたいと思います。ヒトや鳥を含む動物は,認知地図と方向づけベクトル(目的地に向かって直線的な方向に向かうこと)の双方によって進行方向を決めるが,前者(認知地図)は脳の海馬の支配を受け,後者(方向づけベクトル)は受けない.トールマンはラットを迷路でゴールにたどり着くように訓練したうえで、ラットが学習した走路を塞ぎます。するとその結果,ほとんどのラットはすぐさま同じく正しい方向へと向かう別の走路をとったそうです。これはラットが認知地図をもっている証拠とされ、ヒトが道を間違えるのもこの理由からであるといわれています。もし興味があるかたはぜひ調べてみて下さい。